口臭の原因になる食べ物は?その原因と対策

においの強いものを食べたり、アルコールやタバコ、コーヒーといった嗜好品でも、口臭が起こります。

ユリ科の野菜(ニンニク、タマネギ、ニラ、ネギなど)

《原因》
ニンニク、タマネギ、ニラ、ネギなど、ユリ科の野菜を食べると成分の硫黄化合物が分解されて、においを起こす成分がつくられます。それが血液中をめぐり、二酸化炭素と一緒に呼気から放出されるとき、悪臭が生じます。

餃子や焼肉を食べた後に息が臭うのは、ユリ科の野菜の成分のためです。
特にニンニクをたべたあと、きつい口臭がありますが、通常24時間くらいで自然に消えます。

《対策》
ニンニクなど、ユリ科の野菜を食べたときには、生のパセリなど葉緑素の濃い野菜を食べるとにおいは減ります。また、ニンニクなどを食べたあとには、パセリを食べる以外にも、お茶を飲む、コーヒーを飲むなどすれば、軽減します。

アルコール

《原因》
アルコールをたくさん飲むと、呼気の中に二酸化炭素とともに揮発性のアルコール成分が混ざり、強い口臭が起こります。
いわゆる「酒くさい息」と言われるものです。

《対策》
アルコールのために起こる口臭は一時的なものなので、肝臓でアルコールが代謝されれば消えていきます。
ただし、飲みすぎると肝臓に負担がいき、なかなか口臭が収まらないこともありますので、アルコールは控え目にしましょう。

喫煙

《原因》
タールの二コチンが歯の表面について、慢性的な独特の口臭が生まれます。
タバコを吸う人と話をしていると、タバコくさい息を感じますが、喫煙者ご本人は慣れてしまって気づかないことがほとんどです。

また、喫煙により口内が乾燥するので、口の中を清潔にしてくれる唾液の量が減り、結果としてタバコのにおいだけでなく、揮発性硫黄化合物による口臭が起こりやすくなってきます。

タバコは肺がんなどの原因にもなりますが、歯周病とも大きな関係があります。
「歯周病は、タバコを吸っていると治らない」と言っても言い過ぎではありません。
タバコを吸っていると、タバコの煙で歯肉が貧血になり、血液の循環が悪くなります。
タバコを吸っている人の歯茎は引き締まって一見健康そうに見えますが、歯周ポケット(歯周病が進行した時、歯と歯の間にできるポケット状の炎症を起こしている部分)が驚くほど深くなっています。

歯周ポケットができるとそこに歯石がたまり、歯石中の細菌が生産する代謝産物が口臭の原因になります。
さらに進行すると、歯周ポケットに白血球が集まって膿を作り、強い臭気を出します。

《対策》
タバコを吸った後に水を飲むこと、ガムを噛むことで、一時的に軽減します。
ただし、根本的な解決にはなりませんので、特に歯周病から起こる口臭を改善したいなら禁煙をお勧めします。

コーヒー

《原因》
コーヒーには、ニンニクなどユリ科の野菜を食べたあとのにおいの原因となる硫黄化合物を分解してくれる成分(カテキン)が入っているため、口臭を消す効果もあります。しかし、コーヒーは酸味と渋味があり、口の中を酸性にし唾液分泌を低下させてしまう働きもあります。また、コーヒー豆の微粒子が歯や舌に付着し、それが独特のにおいの元になります。

《対策》
コーヒーを飲んだ後にすぐ、舌を洗うようにして水を飲むこと、ガムを噛むことなどで、軽減されます。

自分の体は自分で観察する

食べ物は、すべての人にとってオールマイティーなものはありません。たとえば、アレルギーがある人もいますし。
コーヒーも、人によっていい場合と悪い場合があります。どんな食べ物でもそうですが、その人の体調とか消化の具合などが関わってきます。

何を食べればこうなるというのがうまくいく場合もありますが、栄養というのはケース・バイ・ケースです。その人のベースになる体質(生化学的個性と言います)があり、そこにいろいろトラブルがあれば、同じものを食べてもうまくいかない場合もあるということです。

つまり、自分の体は自分でちゃんと観察することが必要なんですね。お医者さんは観察してくれません。

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