口臭を防ぐための食生活!口臭改善に役立つ栄養素は?

口臭には、生理的なものと、食べ物や歯垢が原因で起こる病的なものがあります。生理的な口臭は誰でもあるので気にすることはありませんが、病的な口臭には、対処しなければいけません。

全身的な病気から来る口臭は、口臭が起こる原因のわずか数パーセントと言われています。つまり、口臭の原因の大半は、消化の問題や歯の問題なのです。
そこで問題となっているのは、偏った食事や栄養素の不足です。
食生活を改善することと、不足する栄養素を補うことで、根本から口臭の原因をなくしていくことが可能です。

(1)口臭を改善する食事の摂り方

口臭を改善するのに効果のある食事の摂り方を、以下に挙げました。
これを参考に、毎日の食事の改善をはかりましょう。

◆口臭改善のための食事

《朝食》
水を飲む
果物を食べる
豆乳をコップ1杯飲む
食べたければ具いっぱいのお味噌汁・ご飯を食べてもOK

《昼食》
ご飯(パンは避けましょう)
豆料理
生野菜
加熱した野菜

《夕食》
ご飯(パンは避けましょう)
納豆(苦手な人は豆腐やおからでもOK)
生野菜
加熱した野菜
魚か卵

◆注意すること
1)ご飯を1日2回は必ず食べましょう。ご飯を食べないと、ホルモンバランスが整いません。太るなんて心配しないで大丈夫です。

2)口臭が気になる間は、肉、乳製品、揚げ物甘いもの、パンは避けましょう。甘いものがほしくなったら、果物、おにぎりなどを食べましょう。

3)カフェインの含まれる物(コーヒー、紅茶、コーラなど)は飲まないようにしましょう。その代わり、水を1日2リットルは飲みましょう。

(2)口臭を防ぐ食生活できることから始めよう

以下の8つの点に気をつけて積極的に取り入れることで、口臭を改善することができます。また、口臭予防にも繋がりますので、ぜひ取り入れてください。
①発酵食品を食べよう納豆、豆乳など
②ジュースより水を飲もう1日2リットル
③雑穀を入れたご飯を食べよう
④旬の生野菜と果物を毎日食べよう
⑤青魚を食べよう
⑥納豆や豆腐、豆乳など豆製品を食べよう
⑦良質の総合ビタミン・ミネラルのサプリメントを取ろう
⑧ウォーキングなど、軽い運動をしよう

口臭を改善・予防するには、以下の9つの点に気をつけましょう。
①食べ過ぎないようにしよう
②牛乳やヨーグルトをやめよう
③肉や卵を減らそう
④加工食品を減らそう
⑤甘いものを減らそう
⑥揚げ物、スナック菓子を減らそう
⑦インスタント食品を減らそう
⑧アルコールを減らそう
⑨たばこを吸わないようにしよう

(3)口臭を防ぐ栄養素と、栄養素が含まれる食べ物

◆タンパク質
不足するとコラーゲンがもろくなって、歯茎が弱くなります。

○タンパク質を含む食品
肉、魚、卵、豆類

●敵(不足の原因)
玄米菜食、ダイエット、胃が弱い、ストレス
※口臭のあるときは、肉は食べない方が口臭予防になります。

◆ビタミンA
歯茎の発育と健康や、免疫力を高めるために必要です。
不足すると歯茎に感染がおきやすくなります。

○ビタミンAを含む食品
うなぎ、ほたるいか、あなご

●敵(不足の原因)
魚が嫌い(ビタミンAは魚に多く含まれている)

◆ビタミンB群
不足すると口の中の粘膜の炎症が悪化します

○ビタミンB群を含む食品
ビタミンB1
豚肉、うなぎ、かれい、たらこ、玄米、胚芽米、大豆、かつお、そば、ピーナッツ、麦、えんどう豆
ビタミンB6
かつお、まぐろ、ビール酵母、鶏肉、さんま、さけ、さば、ぶり、真いわし、サツマイモ、ジャガイモ
ビタミンB12
かき、あさり、にしん、さんま、いわし、さけ、たら、たらこ、あじ、ぶり、豚肉、鶏肉

◆ビタミンB1
●敵(不足の原因)
砂糖、白米、白いパンなど精白食品の取り過ぎ、清涼飲料水、インスタント食品、アルコール

◆ビタミンB6
●敵(不足の原因)
生鮮食料品の不足、アルコール、食品添加物、スナック菓子、白米、砂糖、フライド食品、インスタント食品

◆ビタミンB12
●敵(不足の原因)
菜食主義(B12は動物性食品にしか含まれていません)

◆ビタミンC
不足すると、免疫が低下して細菌が繁殖しやすくなります。
カンジダ菌を蹴散らすアシドフィルス菌の染みやすい環境を作るためにも、ビタミンCを摂取しましょう。

○ビタミンCを含む食品
いちご、レモン、みかん、キウイ、ブロッコリー、グレープフルーツ、柿、芽キャベツ、小松菜、ほうれん草、ピーマン、春菊、サツマイモ

●敵(不足の原因)
新鮮な野菜や果物が不足している、加工食品、インスタント食品、スナック菓子、砂糖、白米、白いパン、アルコール、清涼飲料水

◆ビタミンE
抗酸化作用で炎症を鎮める働きをします。

○ビタミンEを含む食品
アーモンド、うなぎ、たらこ、あじ、ヒヨコ豆、落花生、西洋カボチャ、アボカド、さんま、いか、小麦胚芽油、サツマイモ、ホウレンソウ

●敵(不足の原因)
揚げ物、油菓子、魚の干物、大気汚染の地域に住む、スポーツ、エアロビクス、ピル、水道水を飲む

◆セレニウム
抗酸化作用で炎症を鎮める働きをします。

○セレニウムを含む食品
かに、かつお、さわら、あじ、たらこ、ほたて、わかさぎ、さんま、ししゃも、小麦胚芽、玄米

●敵(不足の原因)
加工食品、妊娠中日本人は多くの人がセレニウム不足(農薬やその他で土壌が酸化して、それとセレニウムが結合して農作物に吸収されにくくなっているため)

◆補酵素Q10
抗酸化作用があり、細胞レベルから体を活性化します。不足すると心臓などの臓器や全身のエネルギーが足りなくなり、様々な不調が出てしまいます。

○補酵素Q10を含む食品
青魚、大豆、くるみ、ごま、ピーナッツ、ピスタチオ、牛肉

●敵(不足の原因)
働き過ぎ、疲れ過ぎ、アルコール、睡眠不足、精神安定剤、偏食

◆カルシウム
歯と歯槽骨の形成に必要です。カルシウムには白血球の運動を盛んにする働きがあります。
カルシウムの吸収にはマグネシウムとのバランスが必要です。
カルシウム:マグネシウムは1:1~1:0・5の割合で摂りましょう。カルシウムだけをたくさん摂るとマグネシウムの欠乏になります。

●敵(不足の原因)
砂糖、清涼飲料水、コーラ、インスタントラーメン、肉が好きで野菜が嫌い、ストレス、胃酸の分泌が少ない、リン酸塩(ハム、ソーセージ、缶詰、めん類、ソース、清涼飲料水などにたくさん入っている食品添加物です)。

◆マグネシウム
カルシウムの吸収に必要です。
精神状態を安定させます。

○カルシウムとマグネシウムを含む食品
カルシウム
わかさぎ、真いわし丸干し、煮干し、さけ缶、田作り、干しえび、小松菜、大根の葉、がんもどき、凍り豆腐、干しひじき、ごま、わかめ

マグネシウム
アーモンド、大豆、落花生、ひじき、納豆、かき、ホウレンソウ、そば、ヒヨコ豆、レンズ豆、もめん豆腐、いんげん豆、小豆、バナナ、玄米

●敵(不足の原因)
白米、白いパン、砂糖、清涼飲料水、インスタント食品、フライド食品

◆亜鉛
歯茎の発育と健康のため、また、免疫力を高めるために必要です。
不足すると歯茎に感染が起きやすくなります。また、味が分からなくなります。

○亜鉛を含む食品
かき、かに、たこ、大豆、はまぐり、ホタテ貝、干しさくらえび、アーモンド、カシューナッツ、カボチャの種、くるみ、スイカの種、松の実、落花生、アマランス、あわ

●敵(不足の原因)
玄米菜食、白いパン、砂糖、加工食品、インスタント食品、清涼飲料水、アルコール、ストレス、下痢が続く

◆食物繊維
腸内には、いい腸内細菌と悪い腸内細菌がたくさんいますが、しっかり食物繊維をとらないと、悪い腸内細菌が増えてしまいます。そうなると、便秘や下痢の原因となります。腸の中で腐敗したものがガスという形になり、それもにおいの元になります。
便やおならの臭い人は、腸内細菌が悪いほうに傾いていると言えます。腸の腐敗が口臭になって出てくることもあります。

○食物繊維を含む食品
大豆、納豆、枝豆、アーモンド、カボチャの種、絹ごし豆腐、いんげん豆、小豆、くり、バナナ、ブロッコリー、そら豆、玄米

●敵(不足の原因)
豆や野菜の不足、動物性食品の食べ過ぎ(肉、乳製品、卵、魚には食物繊維は含まれていません)

◆乳酸菌、アシドフィルス
腸内の有用菌の乳酸菌の一種。腸をきれいにして免疫して免疫システムと戦う。カンジダ菌と戦う働きがあります。乳製品以外のもので摂りましょう。

○乳酸菌、アシドフィルスを含む食品
食物繊維、ビタミンCと一緒に摂ると効果が倍増します。

●敵(不足の原因)
豆や野菜の不足、動物性食品の食べ過ぎ(肉、乳製品、卵、魚には食物繊維は含まれていません)

◆消化酵素
食べ物で消化酵素を摂ることを事前消化と言います。

○消化酵素を含む食品
生野菜、果物刺身など生で食べる食品

●敵(不足の原因)
加熱すると酵素は破壊されます。
生で食べられるものは、生で食べましょう。

ワンポイント★よく噛む
よく噛むことで消化酵素の分泌がよくなり、胃や腸の働きも良くなって口臭予防になります。1口食べ物を口に入れたら30回は噛みましょう。

ワンポイント★口臭を減らす飲み物を飲む
緑茶のフラボノイド、葉緑素、クエン酸、コーヒーなどがあります。それから、水を飲むことが、非常に効果があります。バクテリアや細菌が胃から上がって口の中にきて、それが口臭のもとになりますが、それを水で洗い流してしまうんです。そうすると口臭も減らすことができます。
1日1.8~2リットルの水を飲むことが必要です。
お茶やコーヒーやジュースではなく、水を飲みましょう。

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