薬を使わずに体の悪い所を治す医師アンドルテイラースティル

アメリカにアンドルテイラー・スティルというオステオパシー(骨療法)を考案した医師がいました。彼は、医師でありながら現代医学に強い反発を抱いていたそうです。

彼は 10 歳の頃に、急に頭痛が起き、畑にあったブランコのロープを地面から10cm ほどの高さにまで下げて、毛布を巻き、それを動く枕にして地面に横になりました。
後頭部を乗せ、背中をまっすぐにのばし、仰向けに寝ていると頭痛が楽になり眠りこんでしまったそうです。そして、目が覚めると頭痛が治っており、それ以来、具合が悪くなる度に後頭部を動く枕に乗せて寝るようになったそうです。

当時の彼は、この動く枕で体調がよくなる理由が分かりませんでしたが、医師として20 年ほど活動をして、痛みの取れる理由に辿り着きました。
それは、後頭部を動く枕に乗せることで、動脈血を上手に静脈に送り込むことができるという結果でした。

彼は、医師になった後、薬を一切使わずに骨を整復して血液の循環を改善し、神経機能のバランスを回復させる事によって治療を促す方法を実践しました。
後に、頭痛や肩こりを治すだけの治療ではなく、さまざまな感染症の治療もてがけ、その実績と医学の腕は評判が高かったそうです。

医師が薬を使わずして様々な病気を治すと聞くと迷信や神がかり的なものだと思う方もいるかもしれませんが、決してそうではなく、人間の体は上手に血液を送れないと機能が働かなくなり、最終的には壊死して腐ってしまいます。
そうなってしまうと、それぞれの内臓の組織である器官も働かなくなり、様々な病を患ってしまう確率が高くなるのは必然と言えるでしょう。

機械で例えると、血液は油のようなもので、その油が回らなければ、さびて動かなくなってしまいます。肩こりや片頭痛は腰痛に比べると治りやすく、私が施術を行っていても、肩こりの方が一回の施術で治る事が多いです。
これは、頚椎から胸椎までの血液が上手に流れ出した結果だと考えています。


整体とマッサージの違いは?


整体とマッサージの違いを患者さんからよく聞かれるのですが、筋肉をもむマッサージとの違いは体のバランスを整え、血液の循環を正常に戻す事にあると思います。
つまり、肩こりをはじめ、あらゆる病気の原因は血液の流れにあると考えているのが整体です。

しかし、体の矯正が整体と考えた場合、それは少し違うように思います。
皆さんは体のバランスが正常という事が健康と思っているかもしれませんが、実際は全てがそうだとは限らないのです。腰が大きく曲がったお年寄りと背筋がまっすぐな若者を比べた場合、一見は若者の方が健康そうに見えますが、実は背筋が伸びていても腰が痛かったり、肩が痛い場合もあるのです。

つまり、骨を矯正する事は、血液の循環を改善し、スムーズな血液の流れを取り戻す事に大きな意味があるという事です。
よく「○○で骨盤が曲がっていると言われたので矯正して下さい」と訪ねてくる方がいますが、聞いてみると本人は、腰の痛みや背中の痛みもなく至って健康とのことです。
腰痛を持っており、骨盤が曲がっている場合などでは矯正が必要になりますが、この様に何の異常もない場合は特別矯正を施す必要はありません。健康な人間の体は、自分の体に適切な作りに体を矯正しますので、骨盤が少しズレていても、それがその方の「健康な体」の在り方であれば問題はないのです。


理想的な整体とはどんな病院なのか?

整体と聞くと、骨をボキボキ鳴らして痛いというイメージを持っている方が多くいると思いますが、実際の整体は骨を鳴らしたりすることはほとんどなく、痛んだ患部の凝りを和らげ眠りを誘う心地よい気持ちよさがあります。
また現代の医学では、「検査をして異常がなければ健康」と診断し、患者が不調を訴えても目立った治療を行うことなく、ごまかし程度に薬を処方するのが一般的となっていますが、私は決してそのような治療では患者の病を治すことはできないと考えています。

なぜなら、体の不調を当の本人が感じるという事は、必ず体のどこかに原因があります。
たとえ、レントゲンやMRIといった精密検査を行って異常がないとしても、機械では分からないものがあるのです。
その為、私は初診の患者さんにはライフスタイルから痛みの症状までを徹底的にヒアリングを行い、体のどこが悪いのか、どうやって痛めたのか、そして痛みはいつから始まったのかなどを把握します。
そして、施術後は必ず施術前との痛みを比べてもらい、整体術の効果を患者さん自身に感じて頂きます。

この施術前と施術後の痛みの確認は大切です。なぜなら病と精神的なものは大きく関係しています。
その為、こちら側が一生懸命に整体術を行っても、肝心な患者さんが効果を感じてくれなければ、整体の効果は半減してしまいます。その効果を実感してこそ素晴らしい整体といえるのではないでしょうか。



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