生理的口臭とは?その原因と対策

口の中には皮膚と同じくらい生理的なにおいがあります。
それを生理的口臭と言います。
生理的口臭の代表的なものには、朝起きた時のモーニングブレスや、空腹時のハングリーブレスといったものがあります。

口の中も皮膚と同じようににおいが発生します。たとえば、汗をかくと皮膚が臭ったりするのと同様に、口の中も臭います。
なぜかというと、私たちの体の細胞は常に新しく生まれ変わっているからです。当然、口の中の細胞も生まれ変わっています。
口の中では常に、新陳代謝によって死滅した粘膜細胞などのタンパク質が細菌に分解されています。
そのため、常ににおいの物質がつくられているのです。


モーニングブレス(起床時) ハングリーブレス(空腹時)

《原因》
口の中でにおいの原因となる物質=揮発性硫黄化合物が増えて、ほとんどの人に弱い口臭が起こります。モーニングブレス、ハングリーブレスは、口の中の問題です。
口の中で揮発性硫黄化合物が増える理由は代謝にあります。口の中で新しく細胞が入れかわり、それに加えて食べたもののカスなどがだんだん代謝されるのです。その過程で、揮発性硫黄化合物ができてしまうから臭います。

また、睡眠中や空腹時に唾液の量が減ると、口の中の殺菌作用が弱まります。そうすると、細菌が繁殖します。増殖して死んだ細菌が作る代謝物として揮発性硫黄化合物ができます。そこで口臭が起こるのです。

《対策》
寝る前にきちんと歯磨きをすることが、最大の予防になります。
朝起きたらすぐに歯磨きをし、水をコップ1杯飲むことで軽減します。
また、睡眠中に口呼吸になってしまうのが原因の場合もありますので、鼻呼吸トレーニングをしつつ、睡眠中に「口閉じテープ」などを使用するのも効果があります。

生理時・妊娠時の口臭

《原因》
ホルモンのバランスが変化したときに、口臭は起きやすくなります。
エストロゲンは胃酸を胃の中にとどめておく役割をする食道の括約筋を弱めます。
そのため、生理中や妊娠中だったり、エストロゲンやプロゲステロンを含む経口避妊 薬を飲んでいると胸やけを起こしやすくなり、口臭の原因となる場合があります。

《対策》
生理や妊娠中はホルモンを造ったり、ホルモンバランスを整えたりするために、多く の栄養素が必要です。栄養素を摂ることで改善をはかりましょう。

《栄養面から改善する》
○総合ビタミン・ミネラルを摂る
○ビタミンB群を摂る。 特にホルモンの合成に必要なのがビタミンB群です。
○食生活に注意する

ホルモンバランスは、食事に大きく影響されます。ホルモンバランスを整えること は、本人にも生まれてくる子どものためにも、とても大切なことです。

ストレス

《原因》
ストレスや精神的な緊張で唾液の分泌量が減り、口の中の殺菌作用が弱ると細菌が作 った代謝物のために口臭が発生することがあります。

《対策》
ストレスは精神的にもダメージを与え、栄養的にもよくない影響があります。
ストレスがかかると、コルチゾルというホルモンを副腎が出して体をストレスから守 る働きがあるのですが、そちらに全部、栄養が行ってしまうと、他の部分に栄養が足 りなくなってしまいます。

ストレスは、生きている限り避けることはできません。おなかがすくのもストレスに なりますし、食べ過ぎもストレス。音がうるさいとか、日に当たるとか、運動しない とか、逆に運動しすぎだとか、それらは全部ストレスになります。それらは神経にさ わりますが、大事なのは、そのときの受けとめ方です。

うたれ弱いとか強いとかと言いますが、ストレスをどのように受け止めるかというこ とが大事です。まともにストレスを受けてしまうか、さらりと流すのか。 これは、実はその人の物の考え方だけではなく、栄養でも変わってきます。

考え方というのは心です。心というのは神経です。つまり、脳神経、脳の神経細胞の 働きです。ですから脳細胞に栄養が十分に行っていて丈夫であれば、ストレスを受け たとしてもダメージが少ないのです。

《栄養面から改善する》
ストレスがあるとビタミンの消耗が大きくなるので、食事とともに、良質のサプリメ ントを積極的に利用することが必要です。
○ビタミンB群とビタミンB群のパントテン酸を摂る
ストレスから体を守る副腎の2つのホルモンを造るために、ビタミンB群は特に必 要です。

○ビタミンCを摂る
ビタミンCは抗ストレスビタミンの代表で、副腎と大きく関係します。ストレスに さらされると、副腎では抗ストレスホルモンが合成されます。その時にビタミンC も使われるので、ビタミンCはすぐに欠乏状態になります。 意識してとるようにしましょう。

○良質の総合ビタミン・ミネラルを摂る
ストレスがあるとビタミンB群やビタミンC以外の栄養素の消耗も増えるので、良 質の総合ビタミン・ミネラルも利用したいものです。

《ストレス解消法》
ストレスは、人間関係や仕事などで嫌なことが起こったり、思い通りにいかないこと で嫌な気分が続いてしまうために起こります。
世間では、いろいろなストレス解消法が言われていますが、すべてのストレス解消法 に共通するのは、「ストレスを感じている対象から気持ちを切り離し、別のことに集 中する」ことです。
ストレスを解消するには、ストレスを生み出している対象から視点をそらして、気分 転換するのが効果的です。

たとえば、美容院へ行って髪形を変えるとか、新しい服を買ってみるとか。
また、部屋を模様替えしたり、掃除したりということも効果があります。
あなたがうまく気分転換できれば、それはストレス解消になります。
いろんな方法がありますので、あなたが心地よい方法を選んでください。
「気分転換する」以外にもうひとつ、ストレス解消に効果的な方法があります。
それは、「心身をリラックスさせる」ということです。

ストレスを感じている状態とは、ストレスを引き起こすもの(ストレッサー)に対し て、体が適応しようとしている状態です。医学用語では、「警告反応」と訳されるこ ともあります。この反応は、有害な刺激から体を守り、生命を維持するためには不可 欠なものです。

しかし、ストレスがあまりにも強かったり長く続くと適応しきれなくなり、病気になったり、死んでしまう場合もあります。
ストレスに適応しようとした状態の心身はどうなっているのかというと、非常に緊張しこわばった状態になっています。
ストレスを感じている心身は、緊張しています。
つまり、この緊張を意識的に解いてあげれば、ストレスを解消することができるのです。

体をリラックスさせるには、ストレッチやヨガをすること。また、お風呂に入る、ゆっくり睡眠をとるのも効果的です。
心をリラックスさせるには、映画や本を読んで感動したり、時には思いっきり笑ったり泣いたりすることも効果があります。好きな音楽を聴いたり、海や山などの自然に触れることもいいですね。

ゆっくりとお風呂に入ることと、よく眠ることは、今日からすぐできるストレス解消法です。ぜひ、やってみてください。

お風呂に入る
体を洗って清潔にし、湯船に入ってのんびりすることで、心身ともにリラックスできます。
好きな入浴剤やエッセンシャルオイルを使ったり、好きな香りのシャンプーや石鹸を使うのもよいでしょう。音楽を聞きながらのんびりしたり、マッサージをしながら体の疲れをほぐすのも効果的です。
また、半身浴は心臓への負担が少なく、副交感神経が刺激されるのでお勧めです。ぬるめのお湯に20分程度、腰までつかります。
足湯・岩盤浴などもいいですね。

○睡眠をとる
ついつい睡眠不足になりがちですが、ストレスを感じている時は意識的に睡眠をとるようにしましょう。
睡眠で心身を休めることは、どんな人にも必要で、効果のあることです。
ストレスのせいで寝つきが悪くなったり、朝早く目が覚めてしまうこともあるでしょう。その場合は、夕方に軽い運動をすると効果があります。

サブコンテンツ
>

このページの先頭へ